人生を語らず(128) とまどい

 それはほんの一瞬だったのだろうけど

 僕にはとても長く感じられた

 あのとき確かに僕たちは

 目と目を合わせたまま身動きひとつせずにいた

 先に目をそらしたのは僕だった

 でもそれは僕の愛情が足りないからじゃない

予期しないことにすっかりとまどってしまったのだ

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