人生を語らず(152)中野督夫ライブ

中野督夫「センチメンタル・シティ・ロマンス」のリードボーカルにしてリードギターのトクオさんのライブは、まさに特筆もの。技量の上にその軽妙な語り口。あっと言う間に、トクオワールドにグイグイと引きずり込んでしまうのです。

しかし、トクオさんの無茶振りときたら・・・。アンコールはマスターと拓郎やろう、と提案され、彼はリハそっちのけで、選曲とコードの採譜に余念がなく、「一体、この人・・・」、僕はただただあっけにとられるだけでした。

で、僕は超一流の中野督夫さんのリードとコーラスに支えられながら「シンシア」と「今日までそして明日から」を熱唱しました。しかももう一人のサポートが「アコギでクイーン」のteaさんです。マスター冥利、というしかありません。

5月の不景気を吹き飛ばしてくれた「中野督夫ライブ」でした。お越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。そしてteaさんご夫妻に感謝です。