昨日５月２5日、地元放送局の老舗、SBCのラジオ取材を受けました。７０年代フォークの特番を予定しているとのことでした。「フォーク酒場を始めたきっかけ」 とか 「どんなお店か」 といったことのインタビューを中心にお客さんの声も聞きたい、とのことでした。だいたいこういう日に限ってお客さんの出足は鈍いものです。なにしろ開店直前の取材の申し込みでしたので、お客さんに声をかけておく暇もなかったのです。それでも前ちゃんとBUNNさんが来てくれました。
SBCラジオには少しばかり因縁がありまして、オープン間もない頃のことです。何か広告、宣伝を考えなきゃいけないかな、と思っていたとき、音楽の店はやっぱりラジオだよな、と思って営業の方に来ていただいたことがあります。広告代理店に長く勤めたとは言え、もう２０年も昔のことです。状況は変わっています。しかし案の定、やはり手の出せる金額ではありませんでした。ましてオープン直後で全く先が読めない中では。
そのとき僕は思いました。 「よ～し、SBCが取材に来る店にしてやろうじゃないか」と。 そして昨日、僕の思いは叶ったのです。とうとうSBCラジオが取材に来てくれたのです。ちょっと誇らしげな僕でありました。
