人生を語らず(31) 心躍る予感

 7月も終わりました。 「光陰矢の如し」 とは言いますが、トシをとればとるほどこの感が強くなりますよね。しかし、僕たちはこのまま老け込んでいくわけには行かないんです。まだまだやりたいことがいっぱい。楽しいことがいっぱいあるんです。 今まで経験したこともないことを、ちょっと勇気を出して始めてみると、これが面白いんですね。自分には出来ないと思っていたことが、案外いけるじゃないか、と発見したときの感動。 生きているって、こういうことじゃないのか、とさえ思ってしまいます。

 「拓郎age」 をやっていなければ出会わなっかた人たちと出会うことさえ感動なのに、それどころか新しいことを一緒にやるなんてことは、奇跡みたいなことです。今日、生まれて初めてベースを弾くという人がいました。たった一度のセッション(ちょっと、大げさですかね?)でしたが、すっかりベースにはまってしまったようです。新しい自分を発見した感動に奮えているようにさえ僕には見えました。たまたまドラムを叩いていた人とすっかり意気投合し、バンド組もうか、なんて話しになるのですから、人生まだまだこれから、これからですよ。

 トシなど関係なく新しいスタートは切れる、という考えに僕はモロテを挙げて賛成するものです。