マスターの独り言 (4)ネーミング

 『拓郎age』というネーミングにはすでに賛否両論がありまして、「いいねぇ!」と絶賛してくれる人がけっこう多いんです。一方、否定的な人の言い分はというと、「中には拓郎、嫌いな奴だっているでしょ」というのと「拓郎以外歌えないんじゃないのって思わせるぜ」というものです。なるほど、それも一理ある!(などと感心している場合ではない)。 いずれにしても、僕にとっては「拓郎」の2字は外せなかったわけでありまして、「この店のマスターはとにかく拓郎が好きだぜ」と世間様に訴えたかったんです。マスターは拓郎が好きだけどこの店は70年代フォークの店ですよと、それで『拓郎age』です。我ながらいいネーミングだぜ、とゴメンこれマスターの独り言。

 しかし傑作なのは タクロウアゲ と読む人がいるんですね。この際、「拓郎揚げ」というスペシャルメニューでも作って、店のウリにしようか。