マスターの独り言(52)ゴルゴ13

 僕がいかにマンガが好きであるか、「マスターの独り言」 を読んでいただいている方はご存知のことと思います。中学生の頃は、隣りの菓子屋が週刊誌を売っていたせいもありまして、「少年マガジン」 「少年サンデー」 「少年ジャンプ」 「少年チャンピオン」 を毎週欠かさず買っていましたし、「月刊少年マガジン」 「冒険王」なんかも買っていました。ジャンプやチャンピオンに至っては創刊号から大切に保管していたのですが、大学の1年だったと思いますが、ある日帰省すると1冊残らず処分されていました。なんでも廃品回収の車が回って来たので出してしまった、とのこと。今、持っていたら結構、価値があるのですがねぇ、残念です。

 さてそんな僕ですが、今はと言えば・・・、そうなんです、まったく読んでいません。少し前の日本の首相はマンガが好きだと公言して、秋葉系の若者たちに受けていたようですが、「読みきり」 ならともかく「連載もの」 はもはや身体が受け付けません。ところが、ところがです、たった一つだけ例外があるんです。それが 『ゴルゴ13』 です。3カ月に1度発行される「別冊ビッグコミック 特集ゴルゴ13シリーズ」 だけは発行日に必ず買います。毎回3~4話程度(長編だと2話、なんてこともありますが) 収録されていまして、これだけは発売月になると、13日はまだかいな、と童心に帰ってしまいます(3、6、9、12月の13日発行と決まっている)。

 そんなに面白いのか、どこが面白いのか、と詰問されれても、はっきり説明はできないのですが、そのあたりにつきましては、また別の機会にゆっくり話したいなぁ、と思います。 『鬼平犯科帳』 ならすぐ話せるのですがねぇ。 あっ、そうだ鬼平にも一家言あるんだった。次は 「鬼平犯科帳」 の話しにしようっと。