マスターの独り言(88)ドジな話し

 いやはや全くドジな話しです。昨夜、仕事を終えて帰宅の途についたのは午前3時を回っていました。2時を過ぎると 『くるまやラーメン』 も 『幸楽苑』 もすでに閉店です。残るは 『すき家』 か 『マクドナルド』。 (あっ、これ拓郎ageから家に帰る途中にある店です) ハンバーガーはちょっとな、ということで 『すき家』 に入ることにしました。ドアを開けようとした瞬間です。いきなり誰かに突き飛ばされたような衝撃が顔面に走りました。その反動で身体は後ろにのけぞり、激しく尻もちをつきました。 鼻から流れてくるものがありました。鼻血です。唇の端がみるみる腫れてきました。一体、何が起こったんだ! そして僕はすぐに了解しました。何をトチ狂ったか、自動ドアとカン違いしてあの分厚いガラスドアに顔からブチ当たってしまったのです。

 店の中のお客さんは誰一人、この惨事に気がつかなかったようです。せめてもの救いです。これでみんなが気がついたら、それこそ僕は笑い者です。スゴスゴと車に引き返しました。とても中に入って牛丼を食べる気にはなりませんでした。

 さてそれで今日です。なんだかムショウに牛丼が食べたくなり、件の店に行きました。ガラスをよく見ると、目、鼻、口の痕跡がくっきりと残っていました。なんとそれは、顔の脂の付着でした。

 しかしですねぇ、まだ鼻の骨が痛いんです。全くもってトホホです。