マスターの独り言(人生を語らず)

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人生を語らず(13) ああ、デンマーク

あんな旅はもう二度とできないだろうな。 会社をやめて店をオープンするまで、たっぷり時間があったので、まさに気の向くまま、足の向くまま、北は北海道から南は鹿児島まで、愛車スバル・プレオ (笑)で駆け回りました。 あの贅沢な時間を手にすることは...
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人生を語らず(12)  思   慕

ふと浮かんだ言葉を並べてみたら、一篇の歌詞になりました。気が向いた方がいらっしゃいましたらメロディつけてください。お礼は莫大な印税です(笑)。      思 慕   あの人に 何回好きだと言えば   気持ち伝わるんだろう     たとえ 気...
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人生を語らず(11) 日曜日の奇跡

17日の日曜日。 夜になってヤボ用を思い出し店に行くことになりました。 どうせ行くならいっそのこと、店、開けてみるか~と思い、まず誰も来ないだろうという想定のもと、店を開けました。そうして僕は雑用に精を出していたわけですが、9時を少し回った...
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人生を語らず(10) 感動の映画

このところ暇つぶしにもっぱらDVDを観ています。映画に詳しいわけでもないので、タイトルとストーリーを見て直感で選んでいます。したがって当たりはずれも大きいのですが、久しぶり、いい映画に出会いました。 もう15,6年も前の映画ですが、ティム・...
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人生を語らず(9)店は生きている

前回のエピソードで 「車中泊」 のことを書いたら、早速高級マクラを届けてくれたお客さんがありました。なんと感謝の言葉を申していいのやらただただ感激するばかりです。  昨日のフォークの市でも、日本酒、おやき、チーズケーキ、それから自ら捌いたと...
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人生を語らず(8)日常生活の冒険

昔、『宝島』 が一世を風靡していた頃、「日常生活の冒険」 という特集がありました。電車に乗るところをバスに乗ってみるだとか、一駅前で降りて歩いてみるだとか、普段の習慣をちょっと変えてみよう、という内容でした。そうすると、見慣れた景色も違って...
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人生を語らず(7) ドンマイ!

このところ 「来店者ゼロ」がなく、しかも半年以上も続き、まさに奇跡としか思えない日々であったわけですが、そうなればなったで、いつ 「来店者ゼロ」の日がくるのだろう、と戦々恐々の日々でもありました。  それがです、6月2日、土曜日、168営業...
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人生を語らず(6)聖母が降りてきた夜

誕生日の翌日、不思議な夢をみました。詩人の僕は(笑)、少しアレンジして一篇のメルヘンにしてみました。 聖母が降りてきた夜  あの夜、僕の前に突然 「聖母」 が降りてきた 僕の目を真っ直ぐに見据え 「あなたは悪い子ね」 って言った 僕はたちま...
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人生を語らず(5)友、遠方より来る

埼玉からしばしば来てくれるハセちゃんが、なんと、ふじみ野市の 「ライブ居酒屋 でんつくばんつく」 のマスターを伴ってひょっこり現れました。ハセちゃんはとにかく意表をつくのです。  さて 「でんつくばんつく」 のマスターとは、昨年、つま恋の ...
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人生を語らず(4) いつでも夢を?

前回のエッセイにBUNNさんからコメントが寄せられました。      夢ばっかり追いかけるのは、はた迷惑なことだ。       しかし、夢を持たない人はツマラナイだけだ。  けだし名言! と、僕は思わず唸ってしまいました。僕は前者のタイプで...