人生を語らず(33) 僕の居場所は拓郎age

 前回の 「独り言」 から随分と日がたってしまいました。 空白だった2週間、慌ただしく時が過ぎました。 5日は 「飯山ぶらりライブ」 を見に行きました。飲ん兵衛の僕は結局ずっと酒を飲んでいたのですが、とてもいい雰囲気のライブにすっかり はまってしまいました。 11日は恒例の 『フォークの市』。15回めを迎えました。 5日のお礼参り(笑)、とばかり、飯山軍団が大挙して出演してくれまして、「フォークの市」なのか「飯山ぶらりライブ」なのか、見分けがつかないほど。軍団の一人、月さんが、 「拓郎ageの歌」 というオリジナル曲を披露してくれたのには涙がこぼれる思いでした。 (You  Tubeにアップされていますので興味のある方は、拓郎ageのHPの「フォークの市」をクリックして、「第15回フォークの市」をご覧ください)。 

 翌12日は、Y氏と飲みに出ました。 だいたいこんな商売をしていると飲みに出るなんてことは出来ないわけですよ、なにしろ自分が飲み屋をやっているわけですから。本当に何年ぶりかという飲み歩きでした。Y氏は、東京のド真ん中でレストランを経営してたという、筋金入りの料理人。何だか人生の経歴も似ていて、いわゆる 「同じ匂い」 がする人種なのです。彼は今秋、ヒマラヤからインド方面を旅すると言うことです。

 この間、たくさんのお客さんが来てくれました。 新しいお客さん、久しぶりのお客さん、もちろんいつも来てくれる常連さん。僕の居場所は 「ロンリー・ストリート・キャフェ」 ならぬ 「拓郎age」 なのです。 それから、今、店を手伝ってくれているYちゃんにSお嬢。彼女たちがいてくれて僕はどれだけ救われていることか。 ある人が言いました。 「マスターは幸せ者ですよ」 と。 欲を出したらキリがないわけで、僕は今のままで充分。 「拓郎age 」 という居場所があるだけで、それでいいのです。