人生を語らず(148) シンシア

シンシアと言ったらこれはもう、拓郎さんとムッシューかまやつさんの大ヒット曲であり、70年初頭のアイドル南沙織さんの愛称であり、そして数少ない僕の持ち歌なのであります。

昨日(4/19)の「フォークの市」でのことでした。新しく入ったバイトの女の子は「SONOGIちゃん」というのですが、彼女は若く、可愛く、人当たりもよく、しかも働き者で、彼女の加入は拓郎ageの奇跡とも言えるのですが、昨日彼女はバイトの出番だったわけです。フォークの市に集まったオジサンたちは早速彼女に興味津々。そのうちに誰ともなく「う~ん、シンシアに似てる!」。続いて「お~、そうだそうだ」とどよめきの声。てなことで彼女の愛称はシンシアで決まり、とまあこんな他愛もない出来事があったわけです。

で、「マスター、シンシア歌え」と指令がくだり、ヘタな歌を歌いましたよ、僕は。カウンターに戻ると彼女が一言。「わたし、この歌大好き。感激しました~」嬉しいじゃありませんか。しかし、ちょっと待てよ、彼女の歳でこの歌、知ってるわけないんだがなぁ。まあまあ、深い詮索はしないことにして、拓郎ageにシンシア、おめでたいではありませんか。