人生を語らず(10) 感動の映画

 このところ暇つぶしにもっぱらDVDを観ています。映画に詳しいわけでもないので、タイトルとストーリーを見て直感で選んでいます。したがって当たりはずれも大きいのですが、久しぶり、いい映画に出会いました。 もう15,6年も前の映画ですが、ティム・ロビンス主演の 『ショーシャンクの空に』 です。 無実の罪で刑務所に投獄されるも、「希望」 を失わず20年後脱獄し自由を手にするという内容です。 彼はどんな状況にあっても希望を失わない。どん底の中でも希望はある、というのがテーマでしょうか。

 希望を持ち続けるには強靭な精神力が必要です。そして強い人間というのは、実に物静かです。拓郎も歌っていますよね。 「静けさにまさる強さはなくて~」 と。 僕などには到底及ばない、どう逆立ちをしたって到達できない世界です。些細なことで一喜一憂、これが僕の世界です。 まぁ、凡人ですから、映画を観て溜飲下げるのが関の山。 次はどんな感動作に出会えるかな、楽しみです。