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青空と弾き語り 心地よく
長野の川中島古戦場フォークジャンボリー
　全国 64組の音楽愛好家が集う野外音楽イベント「フォークジャンボリー」が 5日、長野市小島田町の川中島古戦場史跡公園で初めて開かれた。出演者はそれぞれ自慢の曲を披露。ギターの音色と高らかな歌声が春風に乗って公園内に響き渡った。　
　「果てしなく続く国道は、多くの車に埋まって」。県内で活動している男性 2人組バンド「和久島」が、ギターの音色に合わせてしっとりと歌い上げたのは、県内を通る国道18号を題材にしたオリジナル曲。野外ステージの前を通りかかった人たちは足を止めたり、会場の座椅子に腰かけたりして、演奏に耳を傾けた。須坂市から訪れたミュージシャンの女性(40)は「青空の下、すてきな音楽を聞けてとても心地よかった」と話していた。
　イベントは同公園で開催中の「三太刀桜まつり」の一環。地元で音楽酒場を営む小林修司さん(68) ==長野市== を中心に、知り合いの音楽愛好家らとつくる実行委員会が企画した。