加奈崎芳太郎ライブ

拓郎ageでは2013年7月以来、5年ぶりのライブです。
是非この機会にライブをご観覧ください。
開催日:2018年10月25日(木)

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マスターの独り言(66)これ、一冊

 前回の 「マスターの独り言」 で触れました田中秀嗣さんの 「ちゃらんぽらん男、居酒屋をつくる」 という本の中から僕が勇気をいただきましたいくつかの言葉を紹介したいと思います。

 ・むちゃくちゃ居心地が悪いわけではないが、とてもいいとはいえない。切羽詰ってもいないかわりに、満ち足りてもいない。  (脱サラに至る心境)

 ・相変わらずぐずぐずしていた。そりゃあそうだ。立ち上がろうにも、何からどう手をつけたらいいのか、皆目わからない。(中略) 泳ぎ方も知らないやつが、プールサイドに立ったところで、飛び込むことはできないのだ。

 ・とにかく、否定派と肯定派に、はっきりわかれていた。こういうときには、両方の意見を公平に検討したりしてはいけない。

 ・ぼくは、耳ざわりがよくて、いい気にさせてくれる言葉だけを、ピックアップして心に刻んだ。厳しすぎたり、暗かったりで気持ちがマイナスにむかいそうな言葉は、少々マトを射ていても、その場で聞き流した。

 ・ゼロから始めようかというときに、あれこれ考え込んでいたら、動き出す前に計画は消滅していたに違いない。

 ・夢のような話というより、もうちょっと進んだ段階で、弱気になってどうするんだ。

 ・接客なんて、いうほど簡単なことではないだろう。えっちゃん(奥さん)の料理だって、受け入れてもらえる保証は何もない。なんといっても、お金をいただくのだ。我が家で、友達を集めて宴会をするのとは、わけが違う。

 ・試合開始のゴングが鳴ったばかりだというのに、いきなりロープに追いつめられた心境になってしまった。しかし、いくらなんでも、開始早々にタオルを投げるわけにはいかない。

 ・できるかもしれない。いや、できる。ここでやらねばいつやるんだと、拳を握るほどの物件が、とうとう出てきたじゃないか。

 ・いくらなんでも、これから店をやろうという人間が、家でごろごろはないんじゃないか。旅に出ようと考えた。

 ・(ええ店、つくれそうや) 笑いの底から、自信めいたものが湧いてきた。

 ・結局、初日は、ドアが開くたびにおたおたし、オーダーが通ってはふらふらし、何が何だかわからないままで終わった。

と、ごく一部を抜粋してみました。脱サラに至る心境に始まり、店をオープンした後のトラブルまで、この本はこれから先も僕のバイブルであり続けると思います。

コメント

  1. 「見る前に跳べ」
    by岡林信康

  2. マスター より:

    テニスボーイさん、さすがですね。前回、今回とテーマはまさに 「見る前に跳べ」 だったのです。

    タイトルもそうしようかと思ったのですが、タイトルは5文字までと決めているんです。

    というのも、「最近の投稿一覧」 が6文字以上になると2段になってしまうのです。

    2段になるのは、見栄えが悪いという妙なこだわりを持っていて、それで

    「見る前に跳べ」 というタイトルをあきらめたのです。まぁ、なんの意味もないこだわりなのですが・・・。

  3. テニスボーイ より:

    アマゾンのカスタマーレビュー「見る前に跳べ」から
    以下引用
    1970年6月に岡林信康アルバム第二集『見るまえに跳べ』は世に登場している。
    この時代、歌は若者の生き方を考える教材であり、歌い手は教師であった。
    歌を聴き、自分に問いかけ、生きることの意味を探し求めた。
    時にあこがれ、時に批判し、そうして自分の生き様のモデルを必死に探した。
    今の否定的意味合いを強めた個人主義ではない、一昔前の時代の、連帯にあきらめていない、
    あるいは幻想かもしれないと気づいても気づかない振りをしながら。
    だから、決して「私の望むもの」ではなく、「私たちの望むもの」だったのだろう。
    そしてあの時代の、この歌の生徒たちは今気づいている。
    私たちの望むものは、いくら一生懸命探しても、どこにも転がっていなくて、
    どんなに小さなものでもいいから、自分で作って築いていかなければ、つかめなかったことを。
    私たちの望むものは、自らを否定し、自らを築き、自らを肯定し、自らを壊し、
    新たな自らを描いていくなかに見出せた。
     このアルバムは、私たちの望むものそのものだったのである。
    引用ここまで

    以上ご紹介まで

  4. マスター より:

    [
    私たちの望むものは」 から 「私は今日まで生きてみました」 への変化がよくわかる解説ですね。

    ところで 「見る前に跳べ」 は大江健三郎さんの著作のタイトルだったような気もするのですが

    僕の記憶違いかな?

  5. テニスボーイ より:

    記憶はまちがいないです。まだまだ大丈夫ですね!